CAREER MODEL
キャリアモデルを知る
技術部門
キャリアモデル
CASE-1
技術部門│技術開発
他部署との連携が重要で
あることを実感しています。
01二次加工課から、
技術開発課(生産技術)へ
二次加工課に配属、プレスブレーキでの曲げ工程・ロボット開先機での開先工程に従事しました。生産現場で安全・品質・納期に直接、当時者として経験したことは、その後の業務に対する糧となりました。入社3年目に技術開発課(生産技術)へ異動。
新規立上げ・現場改善・設備導入等の業務に携わり、溶接・機械加工、加工設備の知識、CADによる設計を学びました。自ら設計したものを手を動かして作る、それを生産現場で活用してもらえることの嬉しさが今でも原動力になっていると感じます。
02入社4年目からはTKM (中国工場)で経験を積む
入社4年目で中国工場へ技術開発課(生産技術)スタッフとして駐在。3年間新規立上げ、設備導入を中心に携わりました。立上げの最初から終わりまで携わるのは、初めてだったのでわからない事ばかりでしたが、考えた方法を実行し、結果を確認・改善しながら進めるプロセスを学び、多くのことを吸収できたと感じています。
また、溶接ヒュームに対する規制が厳しくなり、工場全体の集塵設備導入を担当。設備選定~設置まで、社内外の調整・トラブル対応等工事全体の取りまとめを行ったことは現在の自信につながっています。
03帰国後は業務課に配属
日本に戻り、業務課で購入品等手配管理業務に従事。実際に製品を作る前段階の、受注・手配関連業務は今までとは畑違いで、知識もほとんどない中少しずつ、経験しながら覚えていく日々でした。正直なところ苦い経験ばかり思い出されるが、コストの考え方、自社で扱っている製品全体の知識、受注から出荷までの情報の流れの知識を得られたことは大きな経験だったと感じています。
04生産技術へ異動し、他部署とも連携
生産技術へ異動、中国駐在前とは違い案件を推進していく立場となりました。立上げ案件を任されるようになり、作り方を考える・計画を立てる等準備段階の仕事や、関係部署の協力を得ながら試作を行う等、自ら図面を描き、ものを作るだけでなく、全体を見ながらの業務が増えてきています。
その中で、まだまだ知識経験が足りないこと・淀みなく進めていくためにはメンバーはもちろん他部署との連携が重要であることを改めて痛感しながら日々仕事をしています。
CASE-2
技術部門│デジタルデータ
対応できるよう、
働きやすい環境を
作っていきたいです。
01CAM課に入社し、技術開発課へ
CAM課では作業者として切断部材をネストし、切断用のプログラム作成を行っていました。新入社員だったのでわからないことだらけでしたが、業務内容や会社の仕組み以外にも社会人としてのマナーなど、たくさんのことが勉強になりました。
その後、技術開発課へ異動しました。作業着を着た女性として配属されたのが初めてだったため、私も上司も戸惑うことが多かったように思います。溶接練習や3DCADを使用しての部品図作成などを行っていました。
02産休を取得
2人続けて出産したため、約3年間の産休・育休を取得しました。
産休中に部署内の人事が変更になったり、退職や入社などで知らない顔ぶれが多くなっていたのが、人見知りとしては辛かったです。
技術開発課ということで、定型業務のある部署ではなかったので復帰後に何の仕事を任せてもらえるのか、仕事についていけるのかなど不安に思っていました。
03産休前と同じ、技術開発課へ復帰
育休を明けて再び技術開発課へ復帰しました。復帰後は図面読解が苦手な作業者向けに、曲げ加工図の作成を行っていました。時短勤務で限られた時間の中での作業でしたし、子供の体調不良等で休むことも多く、焦る気持ちもありました。そういった経験から、効率よく仕事を終わらせられるよう、スケジュール管理を常に行うようになりました。
またこの頃、現場作業者の負荷軽減のために、事務所側でプログラムの作成を進めるようになりました。そのため、外国人の方でも分かるよう3Dモデルを使用した資料の作成を行いました。復帰後でも新しい何かを始めることを任せてもらえたのは、嬉しかったです。
04女性の働きやすさを推進
技術開発課では、立上LTの短縮やデジタルデータの活用を目標としています。製造側の女性社員としてのあまり前例のないスタートでしたが、前例がないからこそ、今までにない新しい取り組みを進められてきたように思います。
現在は女性だけの部署ということもあり、出産や子育てに対応できるよう業務の自動化、マルチ化を進め、仕事をしやすい環境を作っていきたいと思っています。また、先進的な技術を取り入れ、現場作業者の方がよりよいものづくりを進められるよう取り組んでいきたいです。
CASE-3
技術部門│品質保証
持っていることが
大きな財産となっています。
01切断課に配属後、班長へ昇進
切断課のレーザー切断チームに配属され、現場の作業者としてスタートしました。入社後数年間はとにかく安全・品質・納期・生産性を意識し、それを叩き込まれた期間でした。夜勤・3交代勤務等もあり、慣れるまで時間がかかりました。
その後プラズマ・ガスと別の工程を経験し、段々と仕事に慣れていく中で、自分の考えを仕事に反映していくことで、積極的な姿勢・仕事への熱意が、次第に評価につながり、班長へと昇進することができました。
02加工課係長として、現場とマネジメントの両立
20代後半で二次加工の係長職に就き、自分で作業を行いながら、部下への教育・指導を行いながらチームとして成果を出すという役割を担うようになり、今まで経験したことがない管理業務も増え、初めての業務には苦労しました。
また、このタイミングで、ロボットの火災発生トラブルがあり、緊急対応を行ったことも記憶に残っています。仕事が増えた分大変でしたが、自分に任せてもらえる裁量も増えてきたことはやりがいに感じました。
03課長代行としてマネジメント業務がメインに
課長代行になってからは自ら現場で作業をするということは無くなり、日々の生産状況の管理や安全・品質に関して日々発生する課題対応がメインになりました。また課員全員の評価を実施することになり、能力の把握や今後の教育計画の作成なども行うようになりました。
現場で起きる問題については、放っておくと大きな問題につながってしまいますので、管理者として迅速な対応の重要性を常に意識し行動していました。
04品質保証課に異動となり、課長に任命
入社から生産部一筋でしたが、課長として品質保証課に異動することになりました。今までとは立場が異なり、生産部に対して品質要求を行っていく立場になりました。
また直近では新しい製品の立ち上げもあり、お客様との品質確保や品質改善計画についての打合せも行うようになりました。生産部時代に切断・加工・製缶全ての工程を経験したこともあり、現場の知識・目線を持っているという点が大きな財産となっております。