技能系キャリアモデル

CAREER MODEL

#01

現場の知識・目線を持っているという点が大きな財産となっています。

税田 崇saita takashi
品質保証部品質保証課(課長)

生産部(入社~中堅)

切断課のレーザー切断チームに配属され、現場の作業者としてスタートしました。入社後数年間はとにかく安全・品質・納期・生産性を意識し、それを叩き込まれた期間でした。
夜勤・3交代勤務等もあり、慣れるまで時間がかかりました。
その後プラズマ・ガスと別の工程を経験し、段々と仕事に慣れていく中で、自分の考えを仕事に反映していくことで、積極的な姿勢・仕事への熱意が、次第に評価につながり、班長へと昇進することができました。

生産部(班長~係長)

20代後半で二次加工の係長職に就き、自分で作業を行いながら、部下への教育・指導を行いながらチームとして成果を出すという役割を担うようになり、今まで経験したことがない管理業務も増え、初めての業務には苦労しました。
またこのタイミングで、ロボットの火災発生トラブルがあり、緊急対応を行ったことも記憶に残っています。
仕事が増えた分大変でしたが、自分に任せてもらえる裁量も増えてきたことはやりがいに感じました。

生産部(課長代行)

課長代行になってからは自ら現場で作業をするということは無くなり、日々の生産状況の管理や安全・品質に関して日々発生する課題対応がメインになりました。また課員全員の評価を実施することになり、能力の把握や今後の教育計画の作成なども行うようになりました。
現場で起きる問題については、放っておくと大きな問題につながってしまいますので、管理者として迅速な対応の重要性を常に意識し行動していました。

品質保証部(課長)

入社から生産部一筋でしたが、課長として品質保証課に異動することになりました。今までとは立場が異なり、生産部に対して品質要求を行っていく立場になりました。
また直近では新しい製品の立ち上げもあり、お客様との品質確保や品質改善計画についての打合せも行うようになりました。生産部時代に切断・加工・製缶全ての工程を経験したこともあり、現場の知識・目線を持っているという点が大きな財産となっております。

CAREER MODEL

#02

これからは、今まで積み上げてきた生産技術や海外での知識・経験を活かして、組織全体のレベルの底上げを目指していきたい。

小野 修ono osamu
生産部 副部長

生産部(入社~班長)

入社後、切断課に配属され、レーザー切断業務に従事しました。2年目からは、ガス切断に従事。切断課内で生産量が多い設備へと異動を繰り返しました。この頃は、とにかく日々の生産目標を達成することを考えて仕事をしていました。6年目に切断課レーザーチームのグループ長となり、新規プラズマ切断機の導入に携わりました。
仕事内容が自分の生産範囲だけではなく、新人メンバーへの教育や不具合時の指導などを担当するようになり、業務に対する責任感を持つようになりました。

生産技術(主任)・生産部(係長)

その後に畑違いの生産技術へ異動し3年間従事。現場で実際に製造をする立場から間接支援を行う立場になりました。生産技術ではCADでの設計や現場改善、新規製品立ち上げ、生産設備の立上げ、保守、工場内の移設業務等、生産支援に関わる業務をすべて経験しました。仕事内容が大きく変わり新しく吸収することが多く、大変でしたが充実感がありました。
その後、係長として再度生産現場へ異動し、切断課・製缶課の係長を経験しました。溶接は実務に従事していない中での管理業務だったため苦労がありました。

技術開発~TKM(課長代行)

課長代行として再度生産技術の部署へ異動し3年間従事しました。
管理者として複数の立ち上げ案件や設備導入・移設対応等を行い、多くのことを学ぶことができました。
その後、中国の子会社であるTKMに約4年間駐在。現地製造部全体を管理する立場となりました。駐在期間1年目は、環境規制の対応。2年目からは、コロナウイルスが猛威をふるっていた期間であり、ロックダウンで生産が出来ない状況の中での納期対応等、思うように生産ができない非常に厳しい環境でした。

生産部 課長

生産部製缶課の課長として出向から帰任。
課長という立場で今まで以上に、より成果を求められる役割になってきました。
今後は今まで積み上げてきた生産技術や海外での知識・経験を活かして、組織全体の成果を出しながら、組織全体のレベルの底上げを目指して業務に取り組んでいきたいと思います。

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